「食べること」は「生きること」と直結しています。毎日食べるものが私たちの身体を作っています。
現代は流通技術や科学技術が発達したお陰で外国の食べものや、安くて美味しく感じるものなどが手に入りやすく食べ物で飢えることはなくなりましたが、その変わりに【地産地消】や【旬のもの】を食べる自然に沿った習慣が薄れ食生活が乱れています。その結果、心身共に負担がかかり現代の様々な病の発症へと繋がっていきます。
そして「この私の指も体もいつかは土に還る、いつかは誰もが地球の一部に還ること」を思い出せば、自然と人がいかに密接に繋がっているかが分かります。
私たちは民俗文化的な観点から『人は自然の一部である』という基本的なことをもう一度思い出していきます。
[食から人づくり]では自分の食生活を見直し、自分のルーツ(DNA)・住んでいる場所・気質(魂の個性)など、自分に合った食の在り方を考え直していきます。
地域のコミニティーでの「地産地消」「身土不二」「食育」「伝統食文化」の取り組みやイベント、日本の食と自然を楽しく学べる「春野草を美味しく食べる講座」 など『食から人つくり」に関わる取り組みを盛んに行っています。
[春野草の講座]
冬に溜め込んだ脂肪や老廃物をデットクスしてくれる春の野草は初心者でも覚えやすく、調理が簡で美味しいので生活に取り入れやすいです。また自然の陰陽の摂理を基に調理するので、食べて体も心も喜ぶ感覚が体感出来ます。
[地域コミニティーでの食育活動]
地域の祭礼時に地元で育った自然栽培米のお米や糠、無農薬大豆のお味噌を使用し和食文化を取り入れ、炊き出しをし食卓を共にすることで心身共に日本らしく健康的な青少年育成に貢献しています。
[日本の農業を支える援農・週末ファームステイの取り組み]
都心部で生活をする若者を中心に農家さんへ草取りの手伝いへ行きます。
体を動かし汗を流すことで心身の健康へと繋がり、「自分の一部となる食べ物がどう出来て、どんな思いで育てられているか」を体験することで、自分たちは命の繋がりの中で生きている感覚を取り戻し、心の豊かさを育みます。